大晦日にサンフランシスコでMaceo Parker’sのライブを観てきた。
参考↓
Maceo Parker LIVE “Pass The Peas”
なんと40年の歴史がある由緒正しきJazz Club
初めて行ったのだけど、まず入り口からレストランとJazz Clubで分かれていて
レストランの方もライブの始まる前の20時頃はシックなトリオの生演奏、
帰りの22時頃にはDJブースができてクラブのようになっていたり
まさに「音楽の店」というカンジ。
Jazz Clubの方は完全にホールのような構造になっていて
サイズ感としては比較的客席とステージが近い。一番遠い席でも10数m程度だろう。
ブルーノートに行ったことがあるひとはあのイメージ。
ちなみにMaceoは過去にJames Brownのホーンセクションを担当していたりなどした
ファンク界の重鎮。
参考↓
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なんと御年69歳。
当然私にとっては『ファンクの時代』というのはリアルタイムではない。
なのでこういう大御所のライブに行くのも初だった。
なお私はライブはとことん音をエンジョイする派なので写真とか撮らない。
なので情報の補足はネットに溢れる画像や映像たちに任せるとしよう。
さて、
以下にライブの印象やMaceo自身のことなど3項目立てで書く。
ちなみにバンド構成は
サックス、トロンボーン、キーボード、ベース、ドラム、コーラスx3
①率直なMaceoの印象
『とことんファンキー』
「FUNKとはコレだ!」と言わんばかりにステージ上で踊り叫びまくる。
ボーカルもほとんど「サビドドゥバッダッ⁂÷§‰Å∈ダッデ∞⌘♭♨≒∬〒‡※ッ、イェ〜〜ェェ」
ってカンジでとてもファンキー。
参考↓
Maceo Parker – Rabbits in the Pea Patch
『なんて体力』
ライブ始まってからしばらくわからなかったんだけど
結局あれ、メインボーカルはMaceoなのね。
歌ってサックス吹いて歌ってサックス吹いて踊って叫んでサックス吹いて
なんて体力だ。。。
ライブの構成上途中でコーラスのひとりをやってたMaceoの子供やコーラスのおばちゃんソロが
入ったりするんだけど、その際にも一切舞台から下がらずステージアクションで盛り上げまくる。
# それでも一緒にいった人は「10年前観たときに比べたら落ちたなぁ」と言ってた。
# 全盛期に生で観てみたかったものだ
『ひょうきん → 盛り上げ上手』
ステージ上でのアクションがいちいちコミカル。
黒人らしい真っ白なギョロ目、白い歯、それを使ったガン見。多用してくるw
②音作りや演奏の点について
『ベースとドラムがかなりヘビーな音作り』
どうしても職業柄(笑)リズムパートの演奏にまず耳がいってしまう。
そうするとかなりリズムパートが力強い。
ドラムはスネアの音がかなり通ってて「バランス的にうるさくないか、、?」てくらいだったし、
ベースはハイ寄りイコライジングにはなってるものも歪みそうな勢い。
上品に音楽聴きたい人はちょっと顔しかめるかもしれないミキシングだったけど、
おれみたいな元々ロック/メタルから流れてきた人には正直かなり好み。
あとチョッパーの使いどころがすごく勉強になった。
これも音作りに関連することだけど、単調になりがちなリズムの部分で小説ごとにチョッパー使って強弱をつけてくる。
それが、いわゆる「おれ見て、おれ見てー」のコンプが効いたブリブリの音でのチョッパーではなく
親指だけのチョッパーをソフトにあくまでバッキングとして入れてくる。これは発見。
『キメのところの音の合わさり方がハンパない』
恐らく組んで長いメンバーのようで、キメのところがホントにバシッと決まる。
ショートトーンでズバッと切るところ、全員でフリーズするところ、そこからの復帰での最初の音、
まるで何テイクも録ったうちのベスト演奏というクオリティのシロモノを、何回も何回も連続して聴かされてる、
しかも『生』で、
というオイオイオイな状況が自分の中で不整合を起こして何故か不可解な気持ち悪さに陥ったくらいだった。
③ライブ構成のテク
やはりライブ構成には経験を感じた。
例えば
- 客いじりをイントロにつなげる
- サックス生音の独奏を入れてくる
- 最後の一曲は観客もオールスタンディングでみんな踊りながらフィニッシュ
そういう意味では特に音楽に詳しいわけではない人も楽しめるライブになっている。
今度機会があったら妻も連れて行こう。
Maceo Parker @ North Sea Jazz 2005

