先日六本木のアメリカ大使館へビザ申請のための面接を受けに行って来た。
いろいろ「ふーん」と「へー」だったのでツラツラ書いてみる。
これから受ける人はご参考に。関係ない人はそれはそれだ。
今回おれが取得したのはH1-Bという『就労ビザ』。
ざっくり言うとビザって『観光』『留学』そして『就労』あとは少数派の特殊なビザ。
JとかLとかまぁいろいろあるのだけどH1-Bってのはその中でも『特殊技能者』ってやつのビザだ。
と言ってもそんなにスゴい話ではなくてこれは移民政策の影響。
簡単に言うと『移民の国』であるアメリカはぶっちゃけそろそろ失業率とかが問題になっていて
移民の受け入れには限界を感じている。
、、とまでは言わなくてもそうそう移民が来られても困る状況であることは確かだ。
なので移民の前提は
「あ、ジブン別にアメリカ人の仕事を奪いに行く訳じゃないっスから」
ということになる。
つまり『特殊』ってのは『簡単に一般ぴーぽーにできる仕事じゃねぇんだよ』という証明。
従って会社からの事業内容の説明とか、それに対する自分が持っている学位の関連性とかがとても重要だ。
さて、そんな事情も理系で大学院を出ててその専門分野そのままの仕事についているおれにとってはオールグリーンだ。
移民弁護士の先生からも
「ぶっちゃけQさんのようなケースは何も問題が無いから先方にとってもサラッと終わりたいんですよ」
「ああいうのって面接官にとっては一日に何十人もこなさなきゃいけないんで
こういうイージーなケースが回ってくると彼らにとっては休憩みたいなものです」
この時は半信半疑で聞いていたがこれはまがうこと無き事実だったな。
さて、当日は朝も早くからアメリカ大使館へ。
浜松に住んでいて東京の大使館で面接を受けることになったおれは前日から実家入り(- -;
8:00数分前に大使館前に到着すると敷地外にはすでに20,30人の大行列ができていた。
パッと見渡すとスーツ姿の夫婦からカジュアルな学生、外国人、一家5人で来ている家族、その顔ぶれはいろいろだった。
しばらくその列の後ろについて待つと8時ジャストに開門。
順々に入り口すぐそこのセキュリティ小屋でチェックが始まった。
(最初はここが面接会場だったらどうしようと思ったけどセーフw)
セキュリティは簡単なもので空港で飛行機乗る前のチェックとほぼ同じノリ。
X線検査機を通して金属探知ゲートを通り抜けて。
あとちょっと特殊だったのは『記憶媒体』の持ち込みが禁止だったところか。
バッグの底の方に眠ってたMicroSDを発見していただいた。さんきゅ。
携帯、カメラ、さっきのMicroSD、そしてワンテンポ置いてから
かさばる荷物(友人への土産)を預けようとする妻。
「いや、それは、、、持ってって下さい」と苦笑いの警備員。
さぁ、大使館敷地内へ潜入だ。
と息巻いたら入り口へ向かう階段の下あたりに即『ビザ申請者はこちらへ』の表示。
なんか若干『離れ』とまでは言わなくても狭苦しげな建物へ。
(結局大使館のメインの建物はまったく堪能せず。。。)
入り口を入ると本日二度目の行列。
必要書類を提出して整理券をもらうのだ。
「あの!学生ビザの方!学校からもらった書類を、
ちゃんとね、こういう封筒からは出して準備してください!
きちんと開いて、そこの見本に掲示されている書類が全部揃っていることを
ちゃんと確認して下さいね!」
ああ、きっと学生はトラブルが多いんだろうなぁ。。。お姉さん、ガンバレ。
さて、社会人らしく不備なく書類を提出すると整理番号をもらって再び金属探知ゲートへ。
さきほどの『友人への土産』が一回引っかかってちょっと「オイオイ」と思ったが
警備員「えー、と何ですか?コレ」
おれ「服です」
のやり取りでスルー。
2度やる意味を問いたい。
中に入ると案の定さほど広くないフロアにイスがびっしりと並んでいた。
おれは割と早かったようで続々と後ろからひとが入って来てすぐに部屋は一杯になった。
部屋の壁にはゲート番号と整理番号を表示する電光掲示板があって
それに自分の番号が表示されるのを待つ訳だ。
さて、
(中略)
そこで
(中略)
待機すること
(中略)
約
(中略)
2時間。
ようやく面接となった。。。
さて面接開始。
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面接官「仕事は?」
おれ「エンジニア」
面接官「何のエンジニア?」
おれ「専門は電気設計ね。楽器とか作るんだぜ」
面接官「へーすげぇじゃん」
面接官「大学は何年行った?」
おれ「6年」
面接官「じゃあ修士号持ってるってこと?」
おれ「いえす」
しばし間
面接官「えーと、子供いるの?」
おれ「ま、今はいないけど近い将来ね」
面接官「へー、結婚して何年?」
おれ「ちょうど1年たったとこ」
しばし間
面接官「ビザはね、多分1週間くらいで発行されるよ。えー、なんか質問ある?」
おれ「ナッスィング!」
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いじょお。脱力。。。
脱力。。。
英語しゃべれなくて結局日本語で面接やってるひととか
なんかあからさまに質問に答えれてないカンジのチャラい学生とか
大家族連れの外国人とか
そこらへんの方々はちょっとばかし苦戦してたけど
ま、普通の人はそんなもんです。
無駄に力んだ妻は大使館前で軽く胃が痛くなってた。
そして『EXIT』のドアを閉めた瞬間に出た言葉
「えええええええ??私の胃痛を返して!」
でした。ちゃんちゃん。

