『小切手』、、、憧れの言葉だ。
いかにも金持ってますみたいな。
マンガとかで出てくるじゃない。例えばライアーゲーム。
「5000万円でこちらに寝返りませんか?小切手でよろしいでしょうか」とかさ。
でもそれはアメリカではごく普通の話である。
えーと、買収の話じゃなくて小切手の話だ。
アメリカでは特に古い世代はまだまだ小切手文化だという。
システムがIT化されてもスタイルはなかなか変わらない、いや変えないのか?
会社でもお金の移動や引き出しや支払いに小切手を使っているし
個人的にも家を借りたときの最初の家賃、電気代、ゴミや上下水道の公共サービス、ネット回線代、
さらには個人から譲ってもらった車の代金など色々なものを現金ではなく小切手で払って来た。
極めつけには『割り勘』を小切手で支払っているシーンなどもあった。
これは日本とは明らかに違う文化だ。
そして、、、渡米当初など、誰もその書き方は教えてくれない。。。ノーインストラクションだ。笑
あまりにも常識になり過ぎているものはみんなの認識の外ってやつよね、怖い怖い。
ということでぜひともここでインストラクションしてみる。
とはいえ小生も経験豊富なわけではないからあくまで見たことのある典型的小切手(以下手書きイメージ)をベースに基本的な小切手の書き方を解説しよう。
まぁ、たいてい似たようなもんなんだろうと思う。
まず、自分で記入する必要があるのは図の中の①から⑥まで。
①には日付を書く。
アメリカでは『月/日/年』の書き方が一般的なので注意が必要だ。
先日ドイツ人の同僚が日本土産のどら焼きの裏面に書いてある賞味期限を見て
「すげぇ、これ2029年まで保つのか!」とオヤジギャグを飛ばしていた。まぢボケだとしたらやり手だ。
(『11/12/29』はアメリカ読みすると2029年11月12日のこと)
②には宛名を書く。
個人なら個人のフルネーム。会社なら会社名だ。
これが違っていると銀行に持っていってもお金は引き出せない。
つまり仮に小切手を落としてしまっても宛名と同姓同名のひとに拾われない限りセーフだ。
これが小切手のせめてもセキュリティその1。
③には金額を文字で書く。
例えば$14.0だったら「Fourteen dollars」とか$30.5だったら「Thirty and fifty cents」とか書く。
④には金額を数字で書く。
小数点二桁、つまり1セントの位まで書くのがポイント。
③と④の整合が取れていなかったらこれまた換金できない。せめてものセキュリティその2。
⑤は何て書いたものかとても悩んじゃうんだけど結論を言うとてきとーで良い
日本語で言えば「電気代」とか「酒代」とか「アカウントID: 12345678」とか
なんていうか小切手を渡す先の相手が「あ〜はいはい、例のアレの件ね」と分かることが書いてあればヨシ。
⑥は最後の仕上げでサインを書く欄だ。
これがせめてものセキュリティその3。
誰かが自分の白紙小切手を拾ったとしても勝手に使うことはいちおーできないわけだ。
これで小切手は完成。
ちなみに小切手帳は必ず一枚カーボンコピーを取るようになっていて、とってもアナログだがこれはこれで便利。
ちなみに小切手の一番下には
「Routing Number」と「Bank Number」と「Account Number」が変な記号で区切られて順に書いてある。
これらは口座引き落としとか給料振込とかを設定するときに必要な番号なので押さえておく必要がある。
おー、とても真面目にためになるカンジに仕上がった。珍しい。笑



これから先の人生で使うか分からないけれど、ためになりましたよ!