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看護師の妻が言う「周波数って?」

先日、妻にケータイの電波の話をしようとしたのだが、非常に難しかった。
それは「周波数」の概念から説明しないといけないから。

多分ベタな説明はこうだ。
「サイン波って高校の物理であったじゃない。あれが1秒間に何回上下するか、ってのが周波数なんだよ」
まぁ多分「はー」とか「へ〜」とか言うだろうな、妻は。
でもそのあとで言う「わたし物理の授業取ってなかったからよくわかんない」

だから多分こっちの方が良い。
ギターの弦を弾いて
「こうやって震えてるじゃん。この震えるスピードってのが周波数。
 洗濯機も生ゴミ処理機もおじいちゃんの手も一定の周期で震えてるでしょ。ああいう“周期性のスピード”のこと。
 周波数が高いっていうのは『速いスピードで震えてる』ってことを意味してて
 周波数が低いっていうのは『ゆっくりしたスピードで震えてる』ってことを意味してる」

「突然だけど、音って『空気の振動だ』って聞いたことない?
 
人間の耳には鼓膜っていう『振動感知器』が付いてて、空気の振動を『音』として感じる仕組みがあるんだよ。
で、音、声といえば『歌』とか『音楽』もその一種だよね。
歌とか音楽で言う『音階』ってのが実は周波数。
音が速く震えてるとヒトは『音程が高い』って感じて、音がゆっくり震えてるとヒトは『音程が低い』って感じる。

Hz(ヘルツ)ってのが周波数の単位で「1秒間に何回震えてるか」を意味してる。
ちなみにヒトがしゃべる声って300Hzくらい。「空気が1秒間に300回くらい震えてるってこと」
一般的にいうラって440Hzで1オクターブ上のラは880Hz、そのさらに1オクターブ上は1760Hz、そのさらに…
で人間の耳に聞こえる限界の音ってだいたい20kHzくらい。(1秒間に20000回)
# おれは17kHzくらいで聞こえなくなって19kHzくらいで気持ち悪くなったけどね。

さてそれ以上速くなるとヒトの耳には聞こえない『超音波』ってやつ。
医療で使う超音波エコーってだいたい3MHzくらいだって聞いたことがあるな。(1秒に3000000回(300万回)

で最初のケータイの電波って日本だと1.9GHzとか2.1GHzで、
それって「1秒間に2000000000回(20億回)震えてる」ってことなんだけど、
これはもう20億ってなんのこっちゃだね。

でもみんな普通にこんな「感覚的にようわからんもの」を使いこなしてるんだよ。

とはいえじゃあなんでエコー取るときに超音波使うのか?とか
ケータイの電波はなんでそんなやたら高い周波数を使うのか?とか
それはまた別の機会に説明するよ。

ちなみにこれは単なるシミュレーションで妻には話していない。
なぜなら、、、彼女はすぐにマイクロビーズクッション(通称マイク)へダイブし熟睡していたからだ。ヨダレヨダレ。


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