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看護師の妻 円高を憂う vol.3

「そもそも株について知ってる?」
「浅漬けにするとおいしいよね」
「うん。おれも好き」

ということで株価の決まり方についてざっくり話します。

<為替や株価の決定>

『株価』っていうとなーんか偉そうなカンジがしますが、
要するに『いくらで売買が成立してるのか?』という金額のことです。
とりあえず普通に『価格が決まっていない物』を売買する状況を想像してみてください。

ダフ屋A「はい、AKB48ライブのプレミアチケット、SSS席、あと1枚、1万円でいいよ〜」
ダフ屋B「同じくSSS席、あと2枚、1万4千円だよ〜」
ダフ屋C「同じく、あと3枚あるで〜、2万なら売ったるで〜」

こんなダフ屋が3人いたとします。

そこにチケットの無いファンが寄って来て言いました。
ファンA「1万2千円なら出すんで2枚買えませんか〜!(泣)」
こんなときは残念、ダフ屋Aから1枚だけ1万円で売ってもらって終了です。
ダフ屋Bは断固1万4千円を譲りません。交渉決裂です。
さてこのとき『チケット時価』は1万円ですね。

それではこんなケースならどうでしょ。
ファンB「即4枚売って下さい!いくらでも構いません!!(ドドン)」

ファンBは金に糸目はつけねぇぜ!とがんばってますが、
やっぱそこは糸目が付くどころか諭吉に後ろ髪がセメダインなわけで
まずはダフ屋Aから1万円で1枚、ダフ屋Bから1万4千円で2枚、
そしてたちの悪いダフ屋Cから泣く泣く2万円で1枚買うんでしょうね。
だって4人組で来たのに1人だけ外で、、、なんで血を見ることになりそうですもんね。
ちなみにこのときは『チケットの時価』は2万円です。(一番最後の取引価格)

こうやって『価格がよくわからないあやふやなもの』の時価は決まっていきます。

では次にどういうときにこれが崩れていくか、想像してみましょう。

「あーい、チケットあるよー、チケット、安くしとくよー、チケットあるよー」
「アニキ、そろそろ7時になりますよ(汗)」
「チッ、もう開場10分前かっ!」
「そろそろチケット持ってる客ばっかしになってますぜ。
 これサバいて返らないと今月のシノギがぁ、、アニキィ」
「泣き言いうんじゃねぇよ、しゃあない、5千円で売るぞ!」

これは東京ドーム、神宮外苑、ビックサイト、ソコカシコでよく見る光景ですね。

具体的には時期やひとの流れで売り手や買い手の『価値観』が変わってしまう時です。
そんなときはいかにも値段が大きく変動しそうですよね。
でも、これってなかなかコントロールが難しいし、実際の市場でそれを『読む』のは大変です。
やりかた知ってんだったら教えて欲しいわぃ。

さて、これがだいたいの『価格が決まるプロセス』
これ見てるとわかりますが、なんとなく「正々堂々」って感じですよね。
ズルとかダマしとか入り込まないカンジの。
みんなが高い興味を持って売り買いしていったら値段は上がっていくし、
みんながあんまし価値を見いだせないつまらんものの値段は下がっていくし。
これが正しい市場原理です。

でも表があれば裏もあり。

この『価格が決まるプロセス』を上手く利用すれば価格を操作することができます。
株の世界で言うところの『仕手(シデ)』というやつなのですがこれは手が後ろに回る話です。
よい子のみんなはマネをしないように。

次のvol.4 では政府があくまで正々堂々と価格に対して干渉する代表的な手段について話します。


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