舞城王太郎(けっこう好き)の一節より。
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物語なんてリアルの無い嘘っぱち、
でもなんで必要なのか?
違う、物語こそがリアルな場合があるのだ。
嘘でしか語れない真実。
世間的には語ってはいけないこと、
およそ世迷い言に聞こえてしまうこと、
あるものが遠くて近いことが同時に起こること、
倫理的に認められ得ない圧倒的救済、
それらが作家の身体から出たがっているのだ。
作家が物語を作るのではなく、
物語(真実)たち自身がどの作家から出ようか
様子をうかがっているのだ。

