mixture-art@Q
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iPad miniを使ってみたけど


先日妻用に買ったiPad mini

ちょっと使ってみたところで感じたことについて書いてみる。

# ちなみに購入したのは『』『WiFi+4G』『16GB

いくつか触れなければならない点がある。

iPad mini購入を考えている人はいちおー考えてみた方が良いんじゃないかと思う点が含まれてるので
参考になれば幸い。

ユーザーとして、エンジニアとして、マーケットという視点において、まぁ色々あるけど
とりあえず一番コンシューマ寄りの話から書く。

まず圧倒的な良点について

ちなみに私はiPad2ユーザーなのでその『乗り換え』という視点から

・軽い
・小さい

やはり7インチはPCの親戚ではなくケータイの親戚なのだと感じる。
例えば妻のkate spadeのショルダーバッグにスポッと入るのにはビックリした。

こういうレベルのバッグ

女性なんかは野暮ったいバッグを持ち歩くのはちょっと嫌だろうから
そんなときにこの差は大きい。

あと、よく寝転がりながらiPad/Kindle/nookなんかで本読む人には軽さはひじょーにありがたい。

ちなみに私はKindleを持たずにiPadだけだ。本を結構読むけど。

そうするとiPad2で長時間は正直ツラい。
ウデ疲れるし、肩凝るし。。

「手軽に使用したい」「気軽に携帯したい」

まさにタブレットが埋めるエリアなんだろうなぁーと改めて感じる。

さて、それでは

悪いところ

についても書こうか。

まずはiOS6への強制アップデートだ。

これって2つの欠点をはらむ。
ひとつはかの有名なマップ』の件だ。

下記が『羽田空港大王製紙になってる(´Д`;)』という事例。

他にもUIが以前のGoogle Mapとは異なることで「使いにくい」と妻が言っていた。

これって舐めてはいけない。
うちの妻は言うまでもない情弱なのだがあくまで『一般人』の指標としては最適だと思っている。

iPadは言うまでもなく『どノーマルなコンシューマ向け商品』だ。
だって売り上げが世界で1千万台に届くんだからね。

ということでうちの妻が言うことは正しい。
したがって「マップはUIが変わったせいで使いにくい」んだと思う。

とはいえ現在は”Classic Map“というアプリ名でいわゆる馴染みのあるマップアプリが落とせるので、
この点については
「面倒だが、解決策はある」
と言える。
(ソース元: http://ggsoku.com/2012/10/classic-map/

なお、3Dマップ

こんなの

が売りだとも言われているけど結局対応範囲が狭くて
「ふーん、面白いね」程度で終わりだったりもする。

ちなみに今住んでるシリコンバレーのエリア(アップル本社にほど近い)はかなりカバーされているけど、
日本はというと実家のある東京もまだまだダメダメなようだし
以前住んでいた静岡県某市なんて期待できるわけもない。あーあ。

さてもうひとつの

テクニカルな問題

がiOS6にアップロードすることによって起きている。
こちらの方が結構深刻かもしれない。

なぜならユーザーには解決策がないからだ。

、、、と懸念される。

と言わざるを得ない。

まぁ要するに確証はないのだけど、以前の悪例があるからそういう形で言及せざるを得ないな。

さて、

簡単に言うと、iOS6にアップデートした時にiPad miniのMCUスペックで十分なの??という疑問だ。

具体的にはメモリ解放をきちんと行わないとアプリが途中で落ちる。
これは既にiPad miniを使っている上で特定のアプリにおいて何度か目撃している。

ソフトを書く際にメモリの確保と解放は非常に重要だ。
メモリが十分にもらえないとアプリは動くことができないし、
逆に使用済みで使う予定の無いメモリ領域は解放してあげないと
他のソフトが動こうとした時に領域が足りなくて困ってしまう。
# ここでは細かいことは述べないが、なかなかセンシティブな問題なわけだ

iOS上で動作するプログラムにおいてはそれらは全てiOSによって管理されている。
つまりユーザーは手出しができない。

ベンリって言えばベンリなんだけど、ブラックボックスって何とも気持ちが悪いものだ。

したがってユーザーには良くわかんないところでメモリが使われてるせい
ユーザー所望のアプリが動かなかったり、動作が重くなったりする。

これ自体は仕方のないことかもしれない。Androidだってシステム自体はそう変わらないさ。

しかしそれは以下の前提条件を『必須』とする。

「プロセッサの処理能力とOSのスペックが合っている」ことだ。

ちなみにiPad miniに使われているプロセッサ自体はiPad2同等と言われる。
私はiPad2をiOS5で使っているが(あえてアップデートは行っていないが)何の不満もトラブルも無い。

対して妻のiPad miniは同じプロセッサのはずで、、、でもトラブルはあるのだ。

さて、これには悪例がある」と前述した。
遡って言えばiOS4へのアップデートの際に起きた衝撃的な現象が私にとっての初体験だった。

当時私が使っていたのはiPhone3Gだったのだが、iOS4にアップすることで
・劇的に動作が重くなる
・劇的に電池のもちが悪くなる
のだった。
このとき市場にはiPhone3Gとすでに3GSが存在していたが「3GSだと軽快に動くけど、3Gだと重い」という結果だ。

そしてiOS4と同時に戦略的に投入されたiPhone4に私はまんまと乗り換させられた。

# ちなみにその後のアップデートで電池のもちはマシになったのだがそれは子細なことだった

この現象から
「アップルの体質自体が過去機種や派生機種に対してのユーザーテストが不足しているのでは?」
という疑問を持たざるを得ない。

もしくは「戦略的にわざと切り捨てている」という若干悪質な疑念も、まぁ当然ね。

iPad mini、言い換えると7インチタブレットの投入については一悶着あった、と言われる。
故ジョブス氏は投入を嫌がった、というものだ。

これはもはや想像でしかないけど「何かしらの美学があったのではないか」と言われている。
アップルはいわゆる『UX』の領域を非常に大事にしている。

UX = User eXperience

カッコ良く言うとヒトとプロダクトの接点に関する技術やノウハウ、発想法のことで、
つまり使い易い馴染み易い見やすい理解し易い、かつカッコイイ、etc.
それって何なんだろうか?

と真面目に考えるジャンルだ。

その点において、7インチは何かジョブス的にひっかかる部分があったの、かも、しれない。

しかし一方でタブレットマーケットにおける7インチのシェアは相当なものだ。台数比で言ったら70%を越える。
ここに入らなければならないという危機感も内部要望も外部圧力も、まぁ色々あっただろうと思う。

なので取った折衷案が

「iPad miniは出す。しかしあくまでメインは新iPad(iPad4)のラインナップだ」

という判断があったとしたら、

回り回って『iPad mini + iOS6』での評価がずさんになっていても、さもありなん。

最悪ちょっと問題を感じたとしてもねじ伏せられても、さもありなん。

iPad miniのRetina化にこだわらなかったとしても、さもありなん。

まぁ言うても詮無きことなのだが、iPad mini購入者は覚悟しておく必要があるだろう。

そしてiPad2ユーザーはアップデートしないことをとりあえず個人的にはオススメする。
なぜならiOSをダウンバージョン(バージョンを戻す)方法は非公式な手しかないからね。気を付けて。

あと、困った点が『付属品』だ。

Appleは今回のリリースでコネクタを刷新した。
Lighteningと呼ばれるもので、どうやら逆挿し可能なコネクタらしい。
(客観的には無駄なことにコストをかけたもんだ、と思うけど)

ピン数も減ったし、小さくなったし、、、そして自立性は無くなった。

アクセサリメーカーたちの悲鳴が聞こえてくるようだ。

こういうコテコテのiPhoneスピーカー作ってたとことか、入れ替えマジきついよね。がんばって。

とはいえ、まぁこれはある程度致し方ないのかなぁ。。。メーカーさんはたまにやることさね。
喜んで付属品を買い換える、とまでは言わなくとも声高に文句を言うほどではないかもしれない。

ちなみに私は妻にはこういうカンジのUSBアダプタを買い与えた。

彼女がやりたいことは『デジカメで撮った写真の取り込み』ただ一点なのだがSDカードアダプタの類いはやめておいた。
汎用性が低いからだ。

ちなみにデジカメから直接USBで挿して使っている。快調。

さて、最後に

ほとんどの人が全く興味が無いに違いない技術的な面

について触れたいと思う。
それは私が最初にWiFiモデルを見た時に個人的にひじょーに気になっていたのは
「4Gモデルで筐体がどうなるだろうか?」という点だった。

答えはこうだ。

白いプラスチックのパーツが見えるが、あそこから電波は出ている。
WiFiモデルの際には上部も全体『アルミ色』だったので間違いない。

ちなみにWiFiの電波は違うところから出ている。
iPad miniの分解記事、例えば ifixit なんかを見るとわかるとおり
WiFiのアンテナはボデイの下の方にあるようだ。

携帯回線は上、WiFi(きっとBluetoothも)は下、と住み分けているのはWiFiとかの2.4GHz帯と携帯の回線って
当然周波数は違うのだけど、一部近い周波数があってそこはなんやかんや干渉するからだ。

出来が悪いスマホを使っていたら「WiFiをONにすると通話が切れやすくなる」とかあるかもしれない。
そういうメーカーの製品は使わないように。明らかに技術不足だ。

ちなみにiPad miniのボトム部分は『アルミ色一色』だ。

『アルミ色』

という言葉をあえて使っているが、つまりこれは塗装だ。

アルミではないわけね。

無線の電波は基本的には金属が邪魔していると通らないがプラスチックなら通る。
だから『アルミ風塗装』のプラスチックだったらWiFiの電波とかは、まぁ通るわけだ。

とはいえ携帯の微弱電波の話になってくるとまた次元が違う。

アルミ風塗装の場合にも塗料には導電性の物質をちょいちょい使っている場合が多く
その場合は厳密には金属と同じように電波を妨害する

だからきっと「WiFiは通るけど携帯回線は無理」と結論付けてこういう構造にしたんだろうなぁ。。。

と無駄にエンジニア的な思索にふける。

なお携帯は-50dBmくらいあれば『バリ5』だと言うけど、
無線LANなんてアクセスポイントから20dBmくらいの出力で送り出してせいぜい屋内数mの距離でしか使わないんだから
受信側の電力レベルでいうとおそらく数百倍、数千倍、場合によってはそれ以上の電力の差があることになる。

以前のiPadでは確か背面の「アップルマーク」を電波の通り道として使っていた。
まぁそのくらいWiFiの電波はざっくりで道筋用意しとけば通る、と言えなくもない。

後半は完全な蛇足だったが、iPad mini購入に興味のあるひとにとって
上記駄文がちょっとでも参考になれば幸いだ。


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