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[米の道] Free Wayは別に速度がFreeなんじゃないぜ〜!って、あ、知ってる?あ、そう・・・

アメリカの素晴らしいインフラの代表格として『Free Way』が挙げられる。
これはホントに感心するね。特に日本人としては。

車社会であり、国土が広いアメリカとしては車での移動はもはや基本であって
逆に電車になんてまったく乗らない。

これは環境の観点からいくと言いたいことを六法全書数冊分かかえたひとが後ろに行列を作って控えてそうだが、
ま、便利かどうかと言われると非常に便利だ。

以前サンノゼ周辺からロスへ遊びに行ったときの旅費はガソリン代だけなので二人で往復70ドル程度。
ちなみに距離は350マイル以上なのでkmで言うと500kmちょい。東京ー大阪と同じくらいかな?
日本なら高速代だけで往復2万円くらいしちゃうんじゃないの。加えて日本はガソリンも高いしね。

と、単にコストだけの視点で見ても庶民にありがたい話であるのは明白なんだが、
しかしこの『高速無料化(日本風に言うとw)』他にも色々な点で非常に興味深い。

日本人的視点でおもしろいなーと思った点を挙げてみる。


ずっと同じ道を走っていても一時的に高速(Free Way)じゃなくなることがある

ロスへ行った際に驚いたのは『Free Way End』とか『Free Way from Here』とかいう看板が存在することだ。

高速は常に高速だと思ったら大間違い。
国は端から端までしっかりサービスしてると思ったら大間違い。

「一般道になったところで舗装が悪い?必ず渋滞する?あん、文句あるなら別の道で行きな!」

とでも言われちゃいそうなアメリカの逞しさを感じた。


かなりざっくりで配置配線されている

例えばサンノゼ周辺からロスに行く際の選択肢は大きく分けて2つある。
・最短距離で貫く5号線
・西海岸の海方面を行く101号線
どちらも一長一短ありだ。5号は早いけど殺風景だし、101はペブルビーチやサンタバーバラ、
さらに一般道を走って足を伸ばすつもりがあればビッグサーなどの観光地も回れるので運転がいはあるんだけど
ちょっと遠回りでしかも所々1車線や一般道(前述)になるので混み易い。

まぁ結局のところは用途によってどっちを行くかは決めればいいんだけど、
これら、一旦どっちかを選んだが最後、ロスまで二度と交わることは無い。
正確に言うと、途中で他の高速に乗り換えようと一般道を使おうとリカバー不可。
その間をつなぐような道路は一切ないわけだ。
南北縦断2本ドーン!とまぁかなり大雑把に配置したことがわかる。

ちなみに5号を選択した場合も最初は101でスタートする。
そして1時間弱くらい走ったところで5号に乗り換えるんだがその間は40分くらい一般道を走る
101と5号をつなぐFree Wayもまた、存在しないのだ。。。無計画に作ったねぇこりゃ。

「ま、でもいいんじゃねぇの?」という雰囲気が流れるのもFreeがゆえだ。


サービスエリアは無いがパーキングエリア(Rest Area)はある

日本の高速道路のような豪華なサービスエリアは一切存在しない。
乗り降りも『Free』なわけだからみんな休憩したかったら適当に降りてそこら辺でメシを食うわけだ。
しかし前述の荒野を行く5号なんかでは当然集落をみつけるのも一苦労。
トイレは行けるときに行かないと、それこそオムツの準備が必要なレベルだw (by my 義従姉妹)

なのでそんなところに大抵あるのが『Rest Area』
トイレとゴミ箱と自販機、という最低限のものが揃っているだけで、、、まぁ急ぎの旅なら正直それで十分。
名産品とか売ってなくていいし、売店ってほどのものはなくても構わない。
自販機だって何種類もなくて構わないし、渋滞情報なんてネットやラジオで手に入るしね。
要するに必要最低限の低コストパーキングエリア。ま、これもヨシだ。

さらに面白いことに超田舎では1時間くらい走ると必ずポツンとマックがあったりする。きっちり定期的に。
周辺に誰も住んでいないし集落の明かりも遥か彼方。
そんな中にさんぜんと輝く『M』のマーク。超救いの神っス。


複数人乗り優先レーン『CAR POOL』

これは一般道でもたまにみかけるのだけど、多くの混み易い道路では
一番左のレーンが『2人乗り以上のひとの専用レーン』になっている。
渋滞が起き易いところでは、2人以上がひとつの車に乗っていること自体が
「渋滞緩和にご協力ありがとうございます(_ _)」なわけだ。

たいてい時間帯が混雑の多い時間帯だけに設定されてて他の時間はふつうの1人乗りも走っていいんだけど
コレ、破ったときの罰金が思ったよりも高いので注意されたし。。。


では、総括

逞しさ、無責任、寛容、自己責任、必要最低限、高効率。
『アメリカ』を現すキーワードをいくつかFree Wayから拾い上げることができるなぁ、と思う。