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没事業「be-sure」

<事業概要>
みんなでつくる「be-sure (ビーシュア)」

ユーザーとの対話型商品開発事業。
現在の日本のコンシューマ製品の方向性は機能増・スペックアップによる差別化、
つまりユーザー無視の「50歩100歩競技会」になっている。
独創的で画期的であることが素晴らしいという幻想に取り憑かれているのだ。

無駄なことが増えたら引き算しなければならない。
したがってここで引き算で引きたいのはその幻想。

「ユーザーの要望に真摯である」ただそれだけが独自性であり経営理念である企業があって良いのではないか。
近年の製造業が中国・台湾に押されている一要因がユーザーニーズに対する対応速度の遅さであるが、
「彼らはコスト(人件費など固定費)が安いから」「法律も企業倫理も無視だし」などと言って
そのフィールドで勝負することから逃げている。

このままでは日本のものづくりは滅びる。少なくとも相当な危惧を抱かざるを得ない。

その土地のニーズ、その国の風土、文化、流行、柔軟に素早く継続的に収集しシンプルに商品に取り入れていく。
そこには、無用で仰々しい端子群やスイッチの数々、コンテンツ(文化)の発芽を置き去りにした
ハードウェアスペックの先走りも存在しないはずだ。

なお商品開発はOEMに限り、営業企画能力と商品開発経験を兼ね揃えたメンバーのみで会社組織を構成する。
これが先ほどの幻想を捨てることで得られる「もうひとつの引き算」。
何から何まで自社にこだわると増えるのは無駄な固定費ばかり。
それらを削減すれば低コスト化へ結びつけることができる。在るところには高品位なものが売るほどある。
それを的確に選択し使用していく。(個々数年アメリカの液晶テレビ業界に旋風を起こしている”Vizio”に近い考え方)

<成功のポイント>
意見の取り入れ方、対話の仕方、が全てのポイント。
商品を安く早く実現するノウハウはあるところには既に蓄積されているので
それをしっかりとした目利きで引っ張ってくるだけである。非常にシンプルな話。

コミュニケーションにおいて重要なのはスピードである。
ブログでの商品開発日記、現在ソーシャルコミュニケーションのデファクトスタンダードになろうとしている
Twitterでの情報収集とイベント告知、Ustreamでのリアルタイムでオープンな開発会議、etc.
コミュニケーションのプラットフォームとなるメディアを随時的確に選択し押さえていく敏捷性の実現のためには
シンプルな内部決裁システムと「小さい精鋭組織」が必須となる。
別の言い方をすれば、将来的に事業規模が大きくなっていった場合でも決して大掛かりな組織にはせず、
規模が大きくなるごとにウォッチするジャンルやコミュニケーションのスタイルで細かくグループを分け、
それぞれの判断機構と決裁能力を尊重するような仕組みを作るべきである。

コンシューマ製品のメーカーに求められるものは、安心、便利、そして低価格。
これに「親しみやすい」を足すことで対話型商品開発事業が完成する。


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