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スッキリ青春の味!「階段途中のビッグ・ノイズ」(越谷オサム)
Categories: オハナシ

久しぶりに本のレビューを書きたい。

書きたい、そう思えるくらい情動を揺さぶられる作品だった。

でも「◯◯がしたい!」とかじゃなくて「なんか何でもいいからハツラツしたい!」ってカンジ。
これが青春の味ってやつとも言えるだろうか。

「階段途中のビッグ・ノイズ」越谷オサム (幻冬舎文庫)

さて、シンプルにストーリーを紹介すると、

 不祥事で廃部寸前の伝統ある軽音部に所属する弱気な主人公が
 メンバーを集めて文化祭ライブを成功させる話

この程度である。あらすじ終了。笑

でもね、面白い。

おれはいくつかのポイントでグッと来たんだけれども、
何が面白いって感じるかは多分ひとによっていくつかにわかれるんじゃないかな。

いくつか要素を以下に列挙してみた。

・とにかくバカバカしく楽しい青春の騒々しさ
 →みんなもバカになって楽しめるんじゃないかな〜

・懐かしのハードロック/パンクの応酬
 →30〜40代で中学生の頃に洋楽バンドを聞いてたような人はドンピシャ!
  グリーンデイ、オフスプ、ガンズ、、、近年聞かれない名前が連打です(^^;

・人物(特に内面からの)描写の細やかさ
 →書き方って意味でいろいろ勉強になるところがある

・高校生らしいつまずきと主人公たちの挑戦
 →憤りや鬱屈をいろんなものにぶつけていたあの頃を思い出そう!

文章の書きクチとしては若干率直な印象を最初は受けるんだけど
その率直な状況描写によるエピソードの積み重ねをじ〜っくり時間をかけてやることで
ひじょーにあったかい心理描写を組み立てている。

読み終わる頃にはバンドメンバー全員のことを好きになっていること請け合い!
あとカトセンね。(←読んでのお楽しみ)

300ページ超の比較的厚めの小説ながら、一息に読みきっちゃいました。

ノリでゴリゴリ押されているうちにバーッと進んじゃうカンジなので
「最近読書から遠ざかってるなぁ。。」というヒトとかにもオススメよ〜!

他にも最近は

「8.1―Game Land」山田悠介 (角川文庫)

とか読んでるけど、これは心臓に悪いのでちょっとずつ読むのです。笑


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