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キャプテン翼の名シーンに触れる。名言No.1 〜 「ボールはトモダチ。怖くなんてないよ」
Categories: No Football No Life

キャプテン翼のNo.1の名台詞と言えば、間違いなく、満場一致、コレだろう。

「ボールはトモダチ。怖くなんてないよ」

色々なところで引用されている、まさに名言。

場面は、全国少年サッカー大会予選リーグの明和戦にて、
ケガをした若林くんの代役で出場したヘタレGK森崎くんは、
日向くんのシュートを顔面で受けボールが怖くなってしまう。

ちなみに日向くんはわざと森崎くんの顔にぶつけるという残虐超人ぷりがこの頃の売りだ。

その直後のシーンで日向くんは、悪そうな顔で言う。

「シュートだ、タケシ!」

そう言われた非力な小4の沢田くんは戸惑いながらも無謀なロングシュートを打つ。素直。
案の定の弱々しいボールに南葛イレブンが安心したところ、、、

なんと森崎くんはそのボールを見送ってしまう。

恐怖から身体が動かなくなってしまったのだ。

そもそもの代役である森崎くん、南葛にはもうサブのGKはいない、大ピンチだ!


そんなとき、、、

ミスターヘタレ森崎くんを奮起させるために翼くんが取った行動

なんと「自分も顔面でボールを受ける」だった。

日向くんの強烈なシュートをわざと顔面で受け止め、ニコリ。

「ボールはトモダチ。怖くなんてないよ」

森崎くんはその翼くんの捨て身の行動に感銘を受け、弱気になっていた自分を正す。

なお、ヘタレ森崎くんは気を取り直すもこのあとも点を取られる。が、仕方がない。
所詮森崎くんだからな。


それはさておき、このセリフは真面目に名言だ。

実際長年ディフェンスをやってると顔面にボールが当たった回数なんて数知れず。
そしてその大抵が至近距離からだ。

場合によっては佐野くんばりにどてっぱらにめり込んだり(ふっ飛びはしないけど)
次藤くんばりに眉間でドライブシュートを受けて血が出ることもある。(ドライブシュートではなかったかな)

翼くんばりにタイガーショットが肩をかすめて『おれたちの夢、三連覇』って、、、それはないか。

ちなみに中西くんは来生くんのシュートをみぞおちで受けてケロッとしてたけど、
本当にそうなるのかどうかはお相撲さんででも実験してみて下さい。


至近距離からボール直撃、

そんなとき、

「痛くない」なんてのは完全にやせ我慢で、
ボールが当たればどこだろうとそりゃ痛い。

頭にくらえば脳しんとうになるし、みぞおちにくらえば一瞬息が止まる。

手にくらって爪が剥がれた、なんてこともあったな。

例え当たったのが足でも打ち所が悪ければ足首捻挫したり、足の爪が割れる、なんてのも日常茶飯事。

それでもボールが好き、サッカーが好きだったら
やせ我慢のひとつくらい笑顔で言わなきゃゲームを楽しめない。

顔面にボールが当たって喜ぶ人間なんて石崎くんくらいだけど、
サッカー続けてれば、そりゃ捻挫もするし、靭帯も伸びるし、骨も折れるし、ぎっくり腰にもなるわけで、
そのくらいのことなんてみんな織り込み済み。それでもサッカーをやってるわけよね。

そう、サッカーが好きだから。

つまりあのとき森崎くんは『ボールが怖い(痛い)』というひとつの極めて小さな壁のせいで
サッカー自体を嫌いになりかけていた。

それ察し、翼くんは諭したのだ。

このきっかけは以後、森崎くんの前に新たな壁が立ちはだかった際に
幾度も繰り返し思い起こされたことだろう。

「サッカーが好きなら、がんばろう。サッカーが好きなら、乗り越えよう。

うーん、深い言葉だ。

なお『ボールはトモダチ』の部分だけを使って
『ボールコントロールの上手さ』を表現することも作品内では多々あるけど
個人的にはこのシーンのほうが記憶に強い。


でもそれにしても、
森崎くんってなんでこんなヘタレが全国大会優勝を狙う南葛SCのセレクションを通っていたのかは永遠のナゾ。